「Bootleg ALONE」は11月18日の文学フリマでお披露目!
Bootleg最新号が出ます! 予定ですが!
タイトルは『Bootleg ALONE』
テーマは「イジメ/マイノリティー」です。
大津いじめ自殺事件では、いじめっ子たちの本名や顔をネットに晒すという”社会制裁”を加え、警察はたいした捜査もしないで犯人を手軽にデッチあげ、消費税率を上げて貧乏人から効率よく金を巻き上げるシステムを作ってから政権奪取に画策するバカ。
ふざけんな!
という怒りをぶつけてみました。かつてのいじめられっ子には胸のすく内容ですし、現在のいじめられっ子には報復の手引きにもなりえます。逆にかつてのいじめっ子、現在のいじめっ子たちにとっても参考になるテキストになるはずです。
目次
対談:ファイブス、殿井君人、ナマニク
「いじめ/拷問ホラーを見る理由」
ビデオバブル期の鬼っ子作品『ミミズバーガー』を自費でDVDリリースした伝説のホラーマニア、ファイブスさん。中古ビデオコレクターでホラー作品に造形が深い映画ライターの殿井君人さん。ブートレグのホラー・マエストロのナマニクさんによるいじめ拷問ホラー考雑談です。何故、つらくて不快な描写のある映画を好んで見ているのだろうか?という話です。
ナマニク
「アメグラとは、『STAR WARS Episode:00 アメリカ帝国の青春!?』である。」
ジョージ・ルーカス『アメリカン・グラフィティ』と『スター・ウォーズ』に通低する思想について。フォースと共にあらんことを。
「こちとらヒヨコじゃ! 〜不良になれなかった映画少年の、井筒映画不良芸人グラフィティ〜」
こちトラ自腹じゃ!で有名な井筒和幸監督の芸人起用の不良映画について。不良になれなかった男たちによる不良映画をとみさわさんがまとめています。古書好きこうじて古書店「マニタ書房」をオープンさせ、文フリ当日は隣りでブースを出しています。『蒐集原人』バックナンバーが出るはずです。買い逃した人は要チェック!
「ニッポンのスラム映画」
被差別民、部落をテーマに持った日本映画について。商業誌では好まれない切り口からの日本映画史になってます。「実はあの映画のあのキャラクターは部落出身だった!」という暗喩も読み解いています。
「復讐の手引き 〜いじめられっ子の逆襲! 報復は映画に学べ!〜」
『アニマルハウス』から、『ゴッド・ブレス・アメリカ』、『スタンド・バイ・ミー』の豚ケツホーガンくんまで。映画の中で描かれたいじめ逆襲方法から、世知辛い現代をサバイブするヒントを学べ!死んだ気になってがんばるくらいならブっ殺してやれ!という話です。
永岡ひとみ
「いろいろなでぶ」
いじめられっ子、いじめっ子、いろいろなデブを丸く描いています。ショッキングなのもあります。おおむねかわいいです。
マトモ亭スロウストン