Bootleg編集長の2010年ベスト10&ワースト

どうも、侍功夫です。今年もあとわずかになってまいりましたが、この公式も宣伝以外にも使おうと思い、ベストの発表なんぞしてみます。まずはボクのベストから。

ベスト10

1)「ベンダ・ビリリ!〜もう一つのキンシャサの奇跡
2)「第9地区
3)「ソウルパワー」
4)「ジョニー・マッド・ドッグ」
5)「バッド・ルーテナント
6)「息もできない」
7)「バーレスク
8)「インセプション
9)「キック・アス
10)「精武風雲 陳真」

今年はアフリカブームですね。(1)から(4)までアフリカ。「ベンダビリリ」と「ソウルパワー」は本当に奇跡が起こる瞬間が映ってる凄さ。
(5)のヤケクソに開き直る展開と幻覚のチャーミングさにほっこり。ニューオリンズ舞台/ロケの映画が多かった気がするけど国策なのかな?
(6)ヤクザって子供に優しかったりするけど大人だと容赦ない。その隙間にある階層が悲しいというのはズルいよなぁ。ボロボロに泣かされた。
(7)楽しくてハッピーで肉感的なエッチとパワフルな歌。エンディングがマリリン・マンソン「ビューティフル・ピープル」のカバーというのも得点高い。
(8)感情と思い出で作る記憶のパズル。アイデアと帳尻合わせの根気に感服。新宿ミラノの大画面で見れた幸せ。
(9)ヒットガールの魅力にクラッシュ!
(10)ブルース・リーの「ドラゴン怒りの鉄拳」主人公:陳真がもしも生きていたら…という話。「導火線」「葉門」など日本公開されない映画がメチャクチャ面白いドニー・イェン主演映画。カトーマスクをかぶったド兄ィさんの勇姿にシビれ、ラストでキメる白い詰め襟姿に泣け!エクザイルのAKIRAがド兄ィさんにボコにされます。

ワースト

基本的に「つまんなそうだなぁ・・・」という映画は見ないので、それなりに期待した上でツマんなかった映画です。これよりヒドい映画は最低でも今年公開された堤幸彦作品の数だけは確実にあると思います。

(1)「ザ・ロード
(2)「エルム街の悪夢
(3)「魔法使いの弟子

(1)なんか、金持ちが駄菓子喰いたくて高級素材で作らせたら、あんま旨くねえ!みたいな映画。気取ってていけすかない感じ。
(2)ジャッキー・アール・ヘイリーの身体のバランスが悪くてダサい。顔も火傷した可哀想な人にしか見えない。ジョーク飛ばして残酷な事をするのがエルム街:フレディの特色なのに全然活きてない。
(3)魔法は化学じゃないよ!

●今年は10月末から休み無く(本当に無い)働きづめであまり映画が見れてないけど、したコメ映画祭と東京国際映画祭でドニーさん通いが出来たのでよかった。特にしたコメ開催期間中は映画が終わった後に飲み屋に立寄りヘベレケになって帰るというたまらない日々でした。
ベストから漏れたけど良かった映画は

インビクタス/負けざる者たち
すべて彼女のために
プリンセスと魔法のキス
「フィリップ、きみを愛してる!」
「ローラーガールズダイアリー」
アイアンマン2
「ぼくのエリ 200歳の少女」
トイストーリー3」
特攻野郎Aチーム THE MOVIE
「3ばかに乾杯!」
「クレージーズ」
「モンガに散る」

劇場で見たのが118本。DVDはカウントしてなかった。ビデマさんで買った安カンフー映画とかはバカみたいに観てたけど。
劇場で見た内、邦画は12本。少ないから全部挙げちゃうと…

板尾創路の脱獄王
「きょーれつもーれつ古代少女ドグちゃんまつり!」
ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲
「鉄男BULLET MAN」
「ヒーローショー」
「告白」
「恐怖」
「ロストクライム〜閃光〜」
making of LOVE
「カラフル」
「nude」
十三人の刺客

ダメに転んだ「ゼブラーマン」以外だと、評価が2極化している「告白」とか含めてボクは結構面白かったですよ。何より今年は古澤監督の作品を見たあとに晴れやかな顔で「面白かった!」と言えたのが良かった。

今年はこんな感じでした。